磐梯山の出前授業
マグマ学芸員がみんなの学校へ出前するよ
吾妻小学校の出前授業(2003年10月6日)
つくば市立吾妻小学校が自然教室で福島県を訪れ、磐梯青年の家に宿泊した際に実施しました。
子供たちに、火山の持つ恐ろしさとすばらしさを理解してもらうことに力点を置きました。
一方的な講義ではあきてしまうので、マグマのねばりけのちがいの実験に参加してもらったり、
磐梯山地方の民話「足長手長」を読んでもらったりと、受身の授業とならないよう工夫しました。
「磐梯山と火山」
1.茨城県と福島県のちがい
2.福島県の会津地方
3.火山のしくみ
4.磐梯山について
5.火山のおそろしさ
6.火山のすばらしさ
7.火山とともに生きる
8.火山の本の紹介
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授業の全景風景 | 授業の近景風景
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民話「足長手長」の朗読 | マグマの実験(ねばりけが弱い場合)
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マグマの実験(ねばりけが強い場合) | 磐梯山のハザードマップの説明
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子供たちの感想文
「一番おもしろかったのは、ふん火を表現した実験です。実験の内容がとてもわかり
やすくおもしろかったです。」
「火山はふん火をするとおそろしいものというイメージがありましたが、お話を聞いて
いると良いこともあるということがわかりました。磐梯山に実際登ってみると、自然が
とてもきれいでした。火山は美しくて、きれいなものを新しく作る仕事もするので
はないかなあと私は思った。」
「次の日、磐梯山に登ってみて、火山のすごさがよくわかりました。
木がたおれていたり、大きな石がごろごろおちていたりしました。でも、そのおかげ
ですごく美しい景色になっていました。山頂からの風景は最高でした。
「火山は、死亡者がでたり、土地がこわれたり、けが人がでるだけだと思っていた。
でも今回の講義で、発電方法や、その他にも色々な事に使えることがわかった。
また、これから、火山が起きたときのために、マップを作るなど、死亡者が出ないよう
に工夫していることがわかった。」
[ 連携事業 ]
ふるさとの山を知ろう(2005年11月26日)
福島県立図書館と共催で、「科学実験と民話でふるさとの山を知ろう」
という連携事業を福島県立図書館で2005年11月26日に実施しました。
小学生が対象でしたが、大人も含め70名ほどの参加者がありました。
「ふくしまの火山は生きている」というタイトルで、最初に火山の仕組みや
磐梯山の解説をしました。次に県立図書館の司書の方ふたりが民話の語りを
し、最後に火山の噴火の実験を行いました。
また、別室で磐梯山に関するパネル展示や子供向けの火山の本の展示も行いました。
「ふくしまの火山は生きている」
(1) お話
1. 火山の下はどうなっているのかな ?
a. 地球の中はなにかににてえいるよ
b. マグマってなあに
c. 水蒸気爆発とは ?
2.日本には火山がいっぱいあるよ
a.変わった世界地図を見てみよう
b.どうして日本には火山が多いのかな
3. 磐梯山の年はいくつ ?
a. 火山は人間より長生きなんだ
b. 磐梯山は民話にもなっているよ
c. 1888年の噴火
3. 火山は二つの顔を持っているよ
a. こわい顔
b. やさしい顔
(2) 民話の語り
1.磐梯山の民話「手長足長」
2.たぬきの太鼓
3.信夫山の民話「信夫ぎつね」
(3) 実験
1. ガラスのなべを使ったよる水蒸気爆発
2. 小麦粉ときな粉を使ったマグマのねばりけの違い
3. 立体プラスチック地図を使ったココア泥流
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実験の準備 | 火山の本を読む親子
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水蒸気爆発とやかんの関係 | 火山ができる場所
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磐梯山の民話「手長足長」 | 信夫山の民話「信夫ぎつね」
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マグマのねばりけの違い | 立体地図による泥流実験
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