福島県立盲学校での出前授業(2006年12月7日)

福島県立盲学校で、小中学部と高等部で出前授業を実施しました。
盲学校の生徒さんたちは、全盲と思われがちですが、弱視の子供たちのほうが多かったです。
それでも、視力以外に力点を置いて、聞く・触れるということを中心に実施しました。
テーマは「福島の火山」でした。
子どもたちは、様々な実験も含めて、火山に親しんでくれたようです。

ふくしまの火山は生きている

1.火山の音を聞いてみよう
2.火山の下はどうなっているのかな
3.日本には火山がいっぱいあるよ
4.ふくしまにも火山があるよ
5.磐梯山(ばんだいさん)の年はいくつ
6.火山は2つの顔を持っているよ

実施した実験

[ 小中学部 ]

1.スポンジを使った褶曲
2.マグマのねばりけの違いで火山の形は変わる
3.液状ココアを使って泥流の流れ
4.ポプコーンを使った水蒸気爆発
5.パン皮状火山弾とフランスパンの違い

[ 高等部 ]

1.硫化鉄を使った火山ガス発生とガスマスクの装着
2.マグマのねばりけの違いで火山の形は変わる
3.液状ココアを使って泥流の流れ

盲学校用に作った日本の火山の分布スポンジを使った褶曲実験
盲学校用に作った火山の地下のしくみマグマのねばりけの違いの実験
液状ココアを使って泥流の流れの実験ポプコーンを使った水蒸気爆発の実験
どちらがねばりけの強い火山かなガスマスクの装着


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磐梯山の出前授業