木更津高校のフィールド授業(2008年8月25日)
木更津高校の生徒を連れて、噴火口のある銅(あか)沼でフィールド授業を実施しました。
これは、SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)という事業で、学校と大学・
科学館等の連携により、生徒の理科に関する興味・関心と知的探究心を育成する
ことを目的としています。
福島大学の黒澤准教授と二人でフィールドを案内しました。
最初に、磐梯山の噴火の歴史を宿舎でレクチャーし、フィールドへ出かけました。
最初は、八方台登山口から入り、ブナ林を初めとする植生について、黒澤准教授が
解説しました。
中の湯では、佐藤が1888年の噴火の解説をし、当時被災したお坊さんの聞取り調査に
ついて、生徒さんに朗読してもらいました。
次に噴火口のある銅(あか)沼へ行き、再度1888年の噴火の解説をし、銅(あか)沼の
酸性度を調べました。
下山後は3Dワールドの裏にある噴火でできた流れ山の露頭を観察しました。
あまり天候には恵まれませんでしたが、火山の無い千葉県の生徒たちも、少しは
火山に親しみを感じてくれたのではないでしょうか。
1.磐梯山の噴火の歴史
2.ブナ林を初めとする植生(黒澤准教授)
3.中の湯
4.銅(あか)沼
5.流れ山の露頭
6.中瀬沼