15周年企画展 

「アフリカの火山」




















                                                          

2003年4月12日(土) 〜 2003年7月13日(日)まで

開催趣旨

世界には800余りの活火山が存在し、毎年その中の幾つかの活火山が噴火を繰り返しています。
なかでも日本は世界の1割以上の活火山が存在する火山大国で、2000年の有珠山や三宅島の噴火は
記憶に新しいところです。
地球上の人口は増加の一途を辿り、より火山に近い場所で私たちは生活をするようになってきました。
今回紹介するニイラゴンゴ火山の近くには人口50万人余りのゴマという都市があり、2002年の噴火では
100人近い人が亡くなりましたが、前回の噴火に比べ、その被害は最小限に食い止められました。
それは、日本で火山学を学んだ現地の研究者の噴火予知の成功によるものでした。
火山大国に住む私たちは、日頃から、火山に対する防災意識を高めておく必要があります。
今回の企画展「アフリカの火山」を通して、火山の噴火現象を理解するとともに、火山と都市に
ついて考える機会になれば幸いです。

展示テーマ

1.アフリカの火山

・地球上の火山
・ 活火山のできる場所
・ホットスポット型
・ アフリカにある火山

2.東アフリカ地溝帯

・アフリカ大陸の地形的な特徴
・東アフリカ地溝帯
・東・西両地溝帯での火山活動

3.ニイラゴンゴ火山

・ビルンガ火山群
・ニイラゴンゴ火山
・ニアムラギラ火山

4.2002年のニイラゴンゴ火山の噴火

・50万人の都市ゴマの近くにあるニイラゴンゴ火山
・アフリカにおける初めての噴火予知の成功
・浜口博之教授の報告

5.都市と火山

・ゴマ市とニイラゴンゴ火山
・人口増加が人間を火山に近づけている
・岩手山と盛岡市
・吾妻山と福島市
・桜島と鹿児島市


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