巡回展「白頭山の謎」

会期:2009(平成20)年
9月6日(日)〜11月15日(日)
会場:磐梯山噴火記念館
 特別展示室
観覧料:大人:600円(550)
中高校生:500円(450)
小学生:400円(350)
( )は30名以上の団体料金

概要

今回は、東北大学総合博物館で制作されました「白頭山の謎」という企画展を、
全国火山系博物館連絡協議会の巡回展として開催します。巡回展のスタートが当館です。
この白頭山とは、中国と北朝鮮の国境にある火山で、10世紀には歴史時代では最大級の
噴火をした火山です。この時の噴火で当時の渤海という国が壊滅したとも言われています。
この白頭山について、東北大学東北アジア研究センターと中国や北朝鮮の大学・研究機関が
調査した結果を紹介する内容となっています。

巡回展「白頭山の謎」の関連イベント

この企画展に合わせて公開講演会も開催いたします。

「日・中・朝・韓が取り巻く大火山 白頭山」
日時:9月14日(月) 13:45 〜 14:45
場所:北塩原村立裏磐梯中学校 多目的ホール
講師:谷口宏充 東北大学名誉教授
入場無料:ただし、事前の申込みが必要(磐梯山噴火記念館まで:0241-32-2888)

「白頭山の謎」の概要

a.立ちふさがる国境の壁
b.白頭山の何を調査しているのか
c.白頭山周辺の地質
d.日本で見つかった白頭山の灰
e.史実に残されなかった巨大噴火
f.巨大噴火の爪痕
g.伝承となった10世紀噴火
h.日本での噴火にまつわる伝説
i.これまでにわかった10世紀噴火
j.白頭山の地下で今何が起きているのか
k.白頭山付近の地殻活動と火山活動
l.次の噴火はいつか
m.白頭山の伝説