裏磐梯の植生変化と植林の再評価のシンポジウム(2010年11月3日)

磐梯山ジオパーク協議会として、第2回目のシンポジウムが、2010年11月13日に開催されました。
これは、裏磐梯で遠藤現夢が植林を開始してから100年という節目の年に当たるということで実施しました。
午前中に、磐梯山ジオパーク協議会の専門委員である阿部武さんに、五色沼での自然林と植林の違いについて
案内していただき、合わせて遠藤現夢の墓にも立ち寄りました。
午後からは会場を休暇村磐梯高原のホールへ移動しシンポジウムを開催しました。
基調講演として、山形大学の辻村東國准教授に「裏磐梯における植生の変化」というテーマで講演をしていただ
き、磐梯山噴火記念館の佐藤公が「裏磐梯の植林の歴史」について報告をし、パネルディスカッションをしました。
裏磐梯エコツーリズム協議会会長の伊藤延廣氏をコーディネーターに、パネラーは講演者の辻村氏・佐藤と
福島大学の黒沢高秀准教授・裏磐梯自然保護官事務所の新田弘市氏・阿部武氏でした。
裏磐梯の植生の変化や植林の歴史から「これからの裏磐梯について」討論しました。

植林したあか松赤松の幹の測定
辻村東國氏の講演パネルディスカッション

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