ペルー日記(2002年7月)7月4日 Dia del maestro 今日は子供たち主催の「先生の日」。いつもお世話になっている先生たちに感謝を込 最上級生の5年生の司会のもと、会は進行します。上級生たちは、かた時もじっとし めに幼稚園の子供達の踊りで会場は大いに沸きました。幼稚園の先生たちばかり ピエロやお人形が夜になると、音楽に合わせて踊りだす 子豚と狼のダンス この日のために用意した衣装で扮装して、とにかくみんな活き活きと踊っていまし また最近テレビのドラマで人気のダンス「ピヨリン」は、ドラマの俳優に扮し、肩ま 小学5,6年生たちは、老人に扮してリマの古い衣装をまとい、腰をかがめておごそ と、突然衣装を脱ぎだして・・ いつものカジュアルなジーンズ姿に変身。 最後に贈り物を持って、先生方の席へやってきた後は、先生方の手を引いて、真中へ 中学3年生は寸劇、その名も「嫉妬深い夫マリオ」 朝食を済ませて、慌しくキスをかわしながら会社へ行く夫。見送ってから部屋を片付 「ハニー、留守中誰もうちに来なかっただろうね?!」と疑る夫。そこに押入れを 一同おおうけでした。 中学5年生たちは、とりわけ踊りの好きな男の子を筆頭に、女の子を引き連れ陽気で 先生たちからも黄色い?歓声がとびかい、拍手喝采の中に幕を閉じました。 7月7日 昨年7月にトレド新大統領が就任してから、間もなく1年。ペルーでは大統領が変わ 教育に関するプログラムの変更は、学園にとっても大きな問題。教科書の内容から各 また、「記憶より考えることの方が大切」という政策で小学校低学年の教課数が5か 日本でも「考える力」を重視した総合学習が叫ばれていましたが、まさかこのマネで 電気のないセルバ(ジャングル)地方の学校にコンピュータを寄贈したり、他国視察 また、日本では義務教育の間、教科書を支給されますが、こちらでは購入しなくては 小さい頃から図書館や学校の恵まれた環境の中、むさぼるように本を読んで育った身 今日は七夕。 白い空の広がる、冬曇りのリマでは、星はおろか太陽すらこの時期、滅多に目にする しかし、白く覆う雲の上にはいつも青い空。心の中に星のきらめきを思い浮かべつ 7月9日 今日は学園で二日遅れですが七夕のちょっとしたイベントを行いました。 一人一人,手作りの七夕飾りを持ち寄って、コンクールを行ったり、歌を歌ったり。 この辺には竹がないので、笹の葉さらさらというわけにはいかないけれど、それでも 「去年は自転車欲しいって書いたのに、かなわなかった!」とか、それぞれに憤然た また、さすがラテンというべきか、小学1年生くらいから、「好きな子のボーイフレ やっぱりみんな一番の関心事は、日本もペルーも同じかな。 でもこちらの子供たち(大人も?)の感情表現のストレートさは、うらやましくら たとえば、恋人同士は最低でも1日に3回は電話で長話。「te quiero!」「te amo!!」 日本も今は携帯でいつでもどこでもつながってる感覚が強くなったと思うけれど、ど 日本の男性を好きになってしまったペルーの女性からは、日本の男性は何を考えてる 日本人の誠実さとラテン系の情熱を併せ持てたら、最高ですね。
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